慰謝料はいくらもらえる?

慰謝料はいくらもらえる?請求方法や親権問題などについて

旦那さんが浮気して裁判、と言うお話が良く聞かれますが、実際には何がどうなると慰謝料が生まれるのか、誰が誰に対して慰謝料を払うのかなど、ちょっとややこしいな、と感じているのでは?

 

不倫とは

まず法律上、不倫と言う言葉は利用されません。ついでに浮気、こちらも法律用語ではありません。どちらも俗語、「表現」として存在しています。一方、法律用語として使われるのが「不貞行為(ふていこうい)」。これは「結婚している方がパートナー以外の異性と、したくて(させられるのではなく)性的関係を持つこと」と解釈ができます。

 

現状、この「究極の一般論」である法律を利用する以外、人を救い、あるいは裁く方法はありません。残念ですが、法律にマッチしない感情は法律では救えないケースもあります。

 

夫の不倫の場合は?

旦那さんが不倫している場合、夫、妻、不倫相手の女性の3人の中で問題を解決することになります。

 

この場合、奥さんが被害者。旦那さんと不倫相手の二人がが加害者です。ここでちょっとあれ?と思うことがありませんか?

 

夫婦は二人で一人、と言う考え方があります。つまり妻が夫へ慰謝料を請求すると、一つのおうちの中でお金をやり取りしているだけになります。ここが一つ、法律では救えない部分です。もし夫へ何らかのペナルティを課したいのなら、夫婦の間でどうぞ、と言う事になります。

 

一方、不倫相手こそ憎い、と感じる奥さんは多いです。事実多くのケースでは奥さんから相手女性へ慰謝料が請求されます。最終的に被害者が「加害者から償いを受ける」ことが重要なので、「誰からもらっても同じ」であり、かつ「旦那さんのお金は奥さんのお金も同然」と言う二点から、慰謝料の全額をこの相手女性に払わせることが多いのです。

 

慰謝料の金額

ケースによって様々ですが、日本では大体300万円くらい、とされています。これを全額不倫相手に請求するのですが、実はこれを、同じ加害者である旦那さんと折半する権利が、不倫相手に残っています。相手女性が旦那さんへ、「あなたの分も払ったのよ」と言って、相当分を支払うよう言ってくる場合があります。結局「行って来い」です。奥さんがもらえる慰謝料は、ちょっぴりになることもあります。

 

この結果から不倫した夫と「離婚しない選択」をした奥さんは、慰謝料請求を行わないことが多く、「離婚を決意」した奥さんは、不倫した旦那さん、相手女性のいずれにも慰謝料を請求する訴訟を起こすことが多いのです。

 

親権について

夫婦にお子さんがある場合は、お子さんの年齢や希望、離婚する両者の希望なども考慮され、お子さんに最も良いとされる判断を求め、調停、裁判で決定されます。状況に寄りますがお子さんが小さい場合は女性側に有利とされています。

 

プロに任せよう

これらの煩雑な手続きは、素人には困難です。弁護士や探偵事務所などに協力を要請することが妥当です。専門家に知り合いがない場合、離婚問題にも強い興信所に相談することをおすすめします。